あらすじ | 世界観・背景設定

【地下世界ベヒモス】

スラムのような薄汚れた空気が漂い、自然の光はささず人工の灯りのみで構成された世界。
地下世界の真ん中には、薄緑掛かった電光で周囲を照らし出す超巨大なビルがある。
そのビルを中心に、真新しいもの、さび付いたものの鉄骨やパイプが天井に張り巡らされており、ビルを取り囲むように街が発展している。その街を取り囲むようにモノレールが走り、さらにその下には地下鉄が走っている。
面積350Ku。人口は150万人程で構成され、商人・売人・泥棒などと様々な職に携わる者たちがいる。
様々な人種、そしてほとんどの者が難民や貧民で構成されており、彼らはベヒモスに新天地を求めて集まった者ばかりである。中には、国を追われた凶悪犯や戦犯者なども紛れ込んでいた。

しかし、管理を任されている【ランカスター・ケミカル】は、自分達に利益のある事にしか手を貸さず、この地に住む
者達は自力でどん底から這い上がるしかなかった。ある者はそんな日常に絶望し薬物に手を出して廃人となり、
ある者は逆境に負けず手に職をつけ、難しくも生活を続けていた。
現実を見る物と目を逸らす者、夢を掴む者と挫折して絶望する者・・・。
そんな現実と虚構、富と貧困が交錯し解れる場所。
それが地下世界『ベヒモス』。


【ビル(センター・ウェスト・イースト)】

ベヒモスを管理する【ランカスター・ケミカル】を中心とする、企業の集合体となった超巨大ビル。実際に地上にまで届いているのはセンタービルのみ。中央・東側・西側に設置され、街のライフラインを制御している。
当初、北側と南側にも建設予定はあったが、15年前に発生した暴動により建設は途中で挫折する事となる。しかし、すでに管理体制はこの三つのビルが建つことで確立されてしまい、今後新しいビルが建設される予定はない。


【ランカスター・ケミカル】

超巨大企業。製薬を主な事業とし、日々実験を重ね、人々の健康を守る為に働いている。
という建前を元に人体実験を繰り返し、社長であるヴァイオラ・ランカスターの野望である世界征服を企む会社。
その影響力は地上にまで届いており、現在ではほとんどがランカスター・ケミカル製の薬品で埋め尽くされている。


【ドラッグストア】
街にはこの類の店が数店あり、ビルから送られてくる薬品を街の住人に売る事で生計を立てている者達が行っている商売である。
主人公エイジがやっかいになっているイライザの経営する店もその一つ。
また、別の売人たちからの頼みを『依頼』という形で仲介をする仕事も手広くやっている。

【診療所】
ヒロインの一人であるルー・ファンが経営している診療所。
ランカスター・ケミカルが経営する病院もあるのだが、まともに検査もせず医療費を払わされるという事と、手術という名の人体実験が行われているという理由から、ルーが格安で住人の診察をしている。

【売人】

薬品や情報を取り扱い、自らのコネを利用して生計を立てている者達の仕事。
色々な取引を行い、時には【運び屋】が仕事を仲介することもある。


【運び屋】

主人公であるエイジもやっている仕事。
薬品や物資、時には武器・兵器を運ぶ事を生業とし、ベヒモスではもっとも人々の役に立つ仕事といっても差し支えのない職業。しかし、その分命も狙われやすくこの職業に就く者は少ない。

 

【地下世界ベヒモス 主要ポイント】

■繁華街
■繁華街(デパート)
■住宅街
■住宅街(地下鉄)
■住宅街(診療所)
■マーケット
■歓楽街
■歓楽街(カジノ)
■歓楽街(娼館)
■歓楽街(チャイニーズレストラン)
■商業エリア
■商業エリア(エイジの家)
■廃街
■廃街(クローディアの家)
■廃街(テロリストのアジト)
■イーストビル(ロビー)
■イーストビル(執務室)
■その他(廃屋)