房江

「……!?」


まさか……まさか……
あの小川好美と抱き合ってキスをしているあの人は……


房江

「あ、あなた……」



見間違えるはずがない。
あれは……あれは私の夫!

でもなぜ……

なぜ小川好美と!?



好美

「ん、ちゅ……んふ……んんっ」


好美

「ぷはっ……」


好美

「ふふ……センセ」


義男

「おいおい……びっくりしたよ。
教室に入るなり、いきなりキスしてくるなんて」


好美

「だってぇ……早く先生と二人きりになりたかったんですから」