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 「あ、ぐ……いぉあっ! かはぁっ、あ、ぎぃっ!」

目の奥がずんっと重くなる。
鼻の頭がじわりと熱くなって、喉から勝手に嗚咽が漏れた。
自分はこのまま殺されるのではないか……。
膣壁を掻き回すように犯されながら、唯は頭の片隅でそんなことを考えていた。
これまでの人生で、本気で死を予感したことはないが、今はこの瞬間だけは違う。
自分が拷問の果てに死を迎えるのではないかと、真剣に恐怖し始めていた。


 (そんなの……そんなのやだぁ…………)

今、この場で果てる命を想像して、唯は思わず涙を浮かべた。
美弥香の護衛を苦痛に感じたことはないが、やはり自分も生きていたい。
引っ込み思案で臆病な性格だが、人並みに夢はあり、そして希望も持っている。
恋愛や結婚、そしてセックスも含めて、いつか体験する日も来るのだろうと、
昨日までの唯は本気で思っていた。

だが――――


 「いがっ、あ、がぃっ! ぐ、うぉっ!! がっ!!
  は、ぎぃっ、い、ぐぉううぅっ、ああぁぁっ!!」


猛烈な勢いで、触手が膣内を行き来する。
そこには快感など一片もなく、絶え間ない苦痛が運び込まれるのみだった。
屈したくはないが、それでも意識が遠のいていく。
あまりの苦痛に耐えかねて、全身の感覚が麻痺してくる。
やはり、自分はこのまま死ぬのだろうかと、唯は朦朧とした意識の中で怯えた。
そんな『獲物』のことを、果たしてどう思っているのか、蟲は生殖本能を全開にして
触手を突き立てていく。
秘肉がめくれ上がり、鮮血が噴き出し、唯の膣は無残な姿に変えられていった。


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