インタビュー





和泉万夜
シナリオ担当
上田メタヲ
キャラクターデザイン・原画担当



和泉万夜
シナリオ担当 和泉万夜

「EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜」がもうすぐ発売となりますが、今の心境をどうぞ。

これを書いてる今現在は、急性腸炎でぐったりダウンしたあとなので、実は発売までの緊張感とかが吹っ飛んでたりします;;
今はだいぶ回復したので、発売一週間前とかになると、また不安になったりすると思うのですが。
あ、基本的にチキンハートなので、発売前はいつもドキドキですよ(笑)。


制作において、苦労話・失敗談などはありますか?

苦労した点は、夢美のボイス数の調整でしょうか。
今回、ボリュームに関してはMinDeaD BlooDも越えたので、その分夢美のセリフが当初の予定よりも大きくオー
バーしてしまって。
主人公に声が付く、ということをちょっと甘くみてました。
このへんは、今後の反省材料の一つです。

他は、フラグの掛け方でしょうか。
あまり難しくならないようにしたつもりだったのですが……かなり分岐が増えてしまって;;
いずれオフィシャルサイトでも、まったり攻略をやろうと思っていますので、分からない人はそれを見ながらプレイ
していただければと思います。
(ただ、具体的な内部の数値とかを出す予定はなく、あくまでサポートになる程度のものを想定しています)


お気に入りのキャラクター・一押しのキャラクターは?

蟲クンです。人間キャラも女の子キャラも飾りに過ぎんのです。偉い人にはそれが(ry

まあ、真面目に答えるなら綾佳でしょうか。
単純に書いてて楽しかったので。
夢美も気に入っているのですが、今回は横幅が広いのでルートによって印象が大きく変わると思います。

旧キャラからでいくと、ユーリアも気に入ってます。
(その分、アレやコレやの災難に見舞われてますが;;;)


「蟲使い」に登場したキャラクターが何人か登場していますが、今回「EXTRAVAGANZA」との関連性は?

基本的には無関係です。
昔のネタを自分なりに再構成(といっても、蟲使いの企画は私ではありませんが)して、現在の形にしてみました。
誰を出すか、出すにしてもどういう扱いにするか、は結構迷ったのですが、結果的にはユーリアがちょっと良い
(もしくは悪い)扱いになってます。
……サイボーグっていうだけで、色々されてしまったとてもカワイソウな人なのです(お前)。


蟲君の食事はどのようにして考え出されたのですか?

書いてるときの勢い(笑)。


オススメのシナリオ・ルートは?

もともと書きたかったルートが成蟲の章なので、気に入ってるのはそこ全般でしょうか。
ただ、ユーザーさん的にはたぶん……って、これ発売前だからまだ言えません(笑)。


スケジュールやもろもろの規制の関係で『やりたいけど、できなかった!悔しい!』と思っていることがありますか?

それはもういっぱい。
たぶん、MinDeaD BlooD以上に、詰め込みたい部分は多いです。
でも、欲を出してたらキリがないので、そこは必要な部分を選んで構成してます。
自分が書く分には楽しいですけど、全くアダルトシーンが入らない話とかは、製品コンセプトからずれてしまうので。


ブラックサイク製品は随所に本編とは関係のない「遊び」が散りばめてありますが、今回注目して欲しいところは?

遊び……遊び……やっぱりコンプリートした後にあるものかな。
全てコンプリートしたのに何もない、ということはありませんのでご安心を。
ただ、何人の方がここまで遊んでくれるかは、結構不安なのですが;;


最後にユーザーの皆様へ向けて熱いメッセージをお願いします。

EXTRAVAGANZAは、三年ぶりに上田氏と組んだ作品となります。
プレイしていただいたユーザー様がどんな感想を抱かれるかは分かりませんが、最後まで楽しんでいただけたら幸いです。







上田メタヲ
キャラクターデザイン・原画担当 上田メタヲ

「EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜」がもうすぐ発売となりますが、今の心境をどうぞ。

やっと終わりました。完成してよかったです。


制作において、苦労話・失敗談などはありますか?

企画開始とキャラデザと実作業開始がほぼ同時だったので、キャラクターの造形がふらふらして固まらなかった
こと。
ストーリー上どうなるのか分からないままデザインした奴もいたりして、デザインに意味合いを持たせられなかったこと。
結局、最後の絵を描いたときに(偶然、メイン勢ぞろい系の絵だったのですが)それぞれのキャラクターが完成、
という感じだった。
特にアゲハと杏子……ごめんよ。


お気に入りのキャラクター・一押しのキャラクターは?

遥とアゲハ。
アゲハはキャラ設定と、とあるルートでの声優さんの芝居が。
遥は、なんとなく設定。お嬢。


「蟲使い」に登場したキャラクターが何人か登場していますが、それについて

3年以上前なので、見直すのが辛かった…
なんでもオフィシャル通販でセット販売をするらしいと聞いた時は、正直「やめてくれえ」と思った。
前作ヒロインだったのに、美弥香の転落振りには唖然とした。
レンが初期案デザインで出せたのは楽しかった。
それ以上に○○が出せたのはうれしかった(ネタバレに付き伏せ)


過激な表現が多いようですが、グラフィックを描くにあたって、一番苦労・工夫したところは?

「白目を剥いていろいろ垂れ流しながらのたうち回る」とかそんなシーンが多かったので、一応「美少女ゲーム」と
カテゴライズされるアダルトゲームの絵を描いているのか、ホラーを描いているのか、時々わからなくなったこと。
作業量についてなら、差分の量が非常に多かったこと。原画よりも最終的なデータ化が半端でなかった。
とにかく時間がなかったこと。


スケジュールやもろもろの規制の関係で『やりたいけど、できなかった!悔しい!』と思っていることがありますか?

もうちょっと絵を入れたいシーンはあったけど、アダルトシーン優先で割り振らざるを得なかったので、そこは残念。
規制については、まあ、ノーコメントということで。必要だと思うよ。


ブラックサイク製品は随所に本編とは関係のない「遊び」が散りばめてありますが、今回注目して欲しいところは?

是非ともコンプリートを。
CGとシーンだけじゃなくて、目標はスロット達成度100%!
でも、私はまだ出来ていません。難しいです。がんばってください。


最後にユーザーの皆様へ向けて熱いメッセージをお願いします。

可能な限りいろいろ詰めこんで完成させました。
前作『蟲使い』を気に入ってくださった方も、そうでない方も、手にとって遊んでいただければ幸いです。
多少とんがり気味な内容ですが、きっと多分すぐにおそらくもしかしたら慣れると思いますので、どうぞよろしくお願いします。