北御門 空桜 (きたみかど そら)



「う……うう、汰地さん……。
       ごめんなさい……」

名門「北御門家」の長女。
容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能のお嬢様。
許嫁である汰地とは、両想いの恋人関係。

毎朝楽しそうに汰地のお弁当を作ったりと可愛いところがある半面、キスすら結婚してからと決めていたりと少しお堅いところがある。

父親に隠し子の桧太がいることが知り、ショックを受けるが弟として受け入れ、姉として外見や境遇で陰口をたたく周囲から守ろうとする。

北御門 桧太 (きたみかど かいた)



「そういう優しさは俺だけに向ければいいんだよ。空桜……」

空桜の腹違いの弟。
空桜の父親である北御門家の当主に隠し後がいることが発覚し、それを機に北御門家に引き取られる。

姉の空桜とは似ても似つかぬ容姿やこれまでの境遇から、他人を信用することができない。空桜や汰地の前では誠実を装っているが、それは演技。

心の中では、お金持ちでカッコよく人柄のよい汰地のことを嫌っていて、自分に優しくしてくれる空桜を自分のものにしようと考えている。