ストーリー

僕の未だ見ぬ淫らな涎
 清楚なお嬢様を、
    腹違いの実弟が寝取る!!


 北御門 空桜(きたみかど・そら)は、許嫁でかつ恋人の南大門 汰地(なんだいもん・たいち)のために、朝早く起きて楽しそうにお弁当を作っていた。そんな時に腹違いの弟である北御門 桧太(きたみかど・かいた)から、これを使って欲しいとソースを渡される。

 父親である北御門家の当主に隠し子がいることが判り引き取ることになった桧太がおどおどした様子でソースを渡す姿を見て、空桜はきっとこの家に馴染もうと必死なのだと思い、笑顔でそのソースを受け取る。そして、そのソースを使って弁当を作って学園へ。

 自家用車で学園に登校する空桜桧太の元に、同じく自家用車で登校する汰地の姿が。互いに名門の生まれで許嫁同士の美男美女である空桜汰地に対して、醜い容姿でかつ隠し子の桧太に向けられる目は、とても冷やかなものであった。

 その直後、廊下で落ち込むを桧太を励ます空桜汰地。2人は桧太を実の弟のように接していた。しかし桧太の方は、そうは思っていなかった。心の内では自分とは真逆の汰地を嫌い、自分に優しくしてくれる空桜をいつか自分だけのものにしようと……。

 そして、その野望は既に動き始めていた。媚薬入りのソースを渡した、その時から……。