ギャラリー
 
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夢美
 「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ…………」

下腹部の奥のほうが、急速に熱を帯びてくる。
体内の触手を包み込むように、膣内が痙攣にも似た収縮を始めた。
その動きは、まるで少女自ら触手を欲し、貪っているようにも感じられる。
果たして、自分の体に何が起こっているのか……。
それを考えるよりも先に、少女の意識は和らいでいく『痛み』に向けられていた。

夢美
 「は、あ……うぅっ……ん………………」

煉悟
 「効いてきたみたいだな」

事の成り行きを見ていた煉悟が、やれやれと言った風につぶやく。

煉悟
 「蟲の体液には媚薬効果があるからな。今度は別の意味で鳴き叫べ」

蔑むように言ったあと、いつものように「クヒッ」と笑う。
しかし、少女のほうはと言えば、そんな煉悟の言葉を聞く余裕さえない程に、
自らの体の変化に翻弄され始めていた。

夢美
 「か、はっ……あ、んっ、ふ、くぁっ、ああぁっ!」

体内に生まれた熱が渦を巻き、少女の肉体を巡り始める。
頭の奥がグラグラと揺れて、爪の先まで痺れるような感覚が走り抜けた。

夢美
 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……! か、らだ……あぁ……
 すご、く……熱、くて……んあぁっ、びりびり……するぅ…………!」


夢美
 「はうっ!? 触っちゃ……あ、ダメ……!」

今までとは全く違う感覚。
触手によって撫でられた部分から、じわりと心地良い感覚が広がっていった。
瞬間、秘所の奥が痺れ、結合部から血液ではない体液が滲み出てくる。
ピンク色の触手は、悦んだようにその体液を掻き回し、膣壁に塗りたくり、
少女の肉体に更なる心地良さを送り込んでいった。

夢美
 「あ、う、あぁっ! やっ、な、に、これ……!
  んくっ、ダメ……変な、こと……しないでぇ……」


言葉など通じるはずのない蟲に、少女が弱々しく哀願する。
頭の中はパニックが続き、自分の身に起こっている事の半分も理解していない。
だが、先ほどまでとは全く違った恐怖が、少しずつ少女の心を犯し始めていた。

夢美
 「あぁんっ! や、だ……あぁ、ダメッ!そんな、とこ……触っちゃ、やだぁっ……!」

どこからともなく伸びて来た触手が、少女の乳首に巻き付いた。
ピンッと勃起した蕾を引っ張り、微弱な刺激を与えていく。
少女は、思わず上半身を左右に振ったが、その程度で触手の愛撫から
逃れる事はできなかった。

夢美
 「はぁっ……あ、うんっ……ムネ……あ、なんか……
  あ……やだ……変な、感じ…………!」


クネクネと上半身をよじらせて、少女が床の上で悶える。
初めて味わう感覚に、どう反応すればいいのか分からない。
むしろ体のほうが、少女の意思を無視して勝手に動いてしまっていた。
じわじわと胸に広がる快感。
触手が乳首を擦り付けるたびに、頭の中がボーッとしてくる。
おぞましさは相変わらずだが、心の片隅に「ずっとこのまま弄られたい」
という気持ちが芽生え始めていた。

その思考を読み取ったのかどうか……。
触手は乳首を擦り付けながら、同時にその先端をくすぐるような刺激も加え始めた。

夢美
 「あ、はぁっ、あ、んっ! そ、それ、ひあぁっ、
  なんか、あ、あぁっ、あぁああぁぁぁっ!!」


送り込まれてくる快楽に耐え切れず、少女が甲高い嬌声を上げる。
蕩けそうな表情で自分の胸を責める触手を見つめ、半開きになった
唇の端からだらしなく涎を垂らした。
下腹部の熱はさらに上昇を続けていたが、それですら今の少女にとっては
快楽となり得る要素のひとつだった。



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