EXTRAVAGANZA ～蟲愛でる少女～　システム＜第一回＞

■第一回■

　「こんにちはっ！　九条アゲハでーす」

　「こんにちは。櫻井夢美です」

　「今日は、夢ちゃんが、エクストラバガンザーの
　システムについて説明します！」

　「………」

　「『EXTRAVAGANZA～蟲愛でる少女～』は、物語の進行を
　決める『チャートマップ画面』と、選ばれたイベントを見る
　『会話画面』を繰り返すことで進行していきます」

　「今日は『チャートマップ画面』についての説明よね」

　「あ、画面はまだ開発中のものですから」

　「そーそー。チャートの構成なんで、
　この時期できてるわきゃな――フガガッ！」

　「はい。それでは説明に入りましょう」

■チャートマップ画面■

※ 画像をクリックすると少しだけ大きい画像をご覧いただけます。

　「『チャートマップ画面』とは、『EXTRAVAGANZA』の物語世界を
　フローチャートの形で表現したものです。
　物語を構成する全てのイベントは『スロット』で表現され、
　順番につながれています」

　「上下にスクロールさせることで、全体を見ることが出来るわよ」

■スロット■

　「この『スロット』が各イベントを表しています。スロットには、
　それぞれイベントタイトルが表示されています。
　選択可能なスロットは拡大表示されますので、見たいスロットを
　選択してくださいね」

　「このスロットって、線でつながってるのよね」

　「そう。スロットはそれぞれ『ライン』でつながっていて、
　そのラインに沿って物語が進行します。
　まだ見ていないスロットは【？？？】と表示されるので、
　内容を見ることは出来ません」

　「今いる場所は黄色い枠がついたスロット。
　場合によっては二択、三択になる場合もあります。
　進みたいスロットを選んでください」

　「そこまでの進め方によっては、選べないスロットもあるみたい
　だから、気をつけてね」

　「一度見たスロットは、二週目以降のプレイでもオープンに
　なったままになっています。
　がんばって全てのスロットをオープンにしてくださいね。」

　「……まー、あたしはあんまり見たくないのもあるけどねー」

　「このゲームに出てる女の子は、みんなそうだと思うけどね……」

■コンプリートマーク■

　「スロットの上に★マークがついてるんだけど？」

　「これは、そのスロットを見ると表示される『コンプリートマーク』。
　そのスロットを見た、っていう印ね」

　「スロットの中には、内部がいくつかに分岐しているものがあります。
　複数のルートをもつスロットには、その数だけコンプリートマークが
　表示されます。半透明の暗いコンプマークが出ている場合は、
　そのスロット内に、まだ見ていない分岐があるということです」

　「めんどくさそー。一本道でいいじゃない」

　「それだとゲームにならないでしょ……」

　「つまりこのゲームは、何度も違う形のプレイを繰り返して、
　コンプリートを目指すのが目的ってわけね」

　「それだけが目的じゃないけど、フルコンプリートを目指すのは、
　遊び方の一つになるはずよ」

　「アタシ、コンプリートものって苦手なのよね」

　「そういう人のために、分かりやすいコンプリートマーク……
　 ★マークがあるの。★が複数表示されてるスロットは、いくつか
　関係ありそうなイベントを回ってから、もう一度選んでみると
　違った展開になるかもね」

■チャートマップボタン■

　「横にもなにかボタンがあるわね」

　「これは『チャートマップボタン』。チャートマップは一枚ではありません。
　『EXTRAVAGANZA』の物語は複数の章に分かれていて、それぞれに
　別々のチャートマップが存在します。
　このボタンで、今までに見たことのあるチャートマップに切り替えることが
　出来ます。ちなみに黄色い枠のついたボタンが、今いるチャートマップよ」

　「……あれ？　でも、他のスロットを自由に選べるわけじゃないのね」

　「あくまでも見るだけ。
　物語が進むと、チャートマップが増えてくるから、
　通ってきたルートの確認などに活用してくださいね」

■ミニマップ■

　「これはわかった～！表示中のチャートマップ全体を縮小したやつね」

　「チャートマップ把握の参考にしてね」

■達成率■

　「上に％が書いてあるわね」

　「これは『達成度』です。『EXTRAVAGANZA』の物語をどこまで見ること
　ができたかが、パーセンテージで表示されてます。
　物語全体の達成率と、今表示されているチャートマップ内での達成率が
　表示されますよ。」

　「全部100％にできればコンプリートってことね」

■エピソードテキスト■

　「選択できるスロットにマウスカーソルを乗せると、そのスロットの
　イベントについて、簡単な説明が表示されます。
　見たことのないスロットはもちろん表示されません」

　「進む先の参考にするといいかも。役に立つかは知らないけどね」

　「それでは、がんばって『EXTRAVAGANZA』の物語全てを
　 100％にしてくださいね」

　「それでは、また来週～～♪」

　「いや、もうないんだけど……」

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