入学式 １時間目：幼蟲編 ２時間目：蛹蟲編 ３時間目：蟲使編 ４時間目：揚羽編 ５時間目：西館編 ６時間目：夢美編・壱 ７時間目：夢美編・弐 ８時間目：成蟲編 ９時間目：その他の攻略 １０時間目：おまけの攻略 卒業式

	「んじゃ、授業を始めるぞ」
	「は、はい……」
	「あ〜ん、なに怯えてやがる？」
	「べ、別に何でもありません……」
	「オレの授業は厳しいぜ。しっかりとついて来いよ。 　 脱落したら蟲で犯すからな」
	（い、一時間目から貞操の危機……）
★point1：実は難易度が高い★
	「幼蟲編は、このゲームでもオープニングにあたる部分だ。 　 不幸な小娘が苗床になって、アレコレ犯られちまうのが主な展開だな」
	「自分でやっておいて……」
	「あン？　なんか言ったか？」
	「な、何でもありません」
	「んで、パッとストーリーを見た印象だと短そうだが、 　 そうは問屋が卸さねぇ。 　 何しろここはオレの視点で描かれてるからな。 　 それなりに分岐が用意されてる」
	「それなりって言うか、結構多そうなんですけど」
	「まあ、適当にやってみろ。詰まったらオレが教えてやる」
	「はぁ……」
〜プレイ中〜
	「あの、先生。サユリって人に殺されてしまったんですけど」
	「あぁン！？　オレを殺しやがったのか！」
	「す、すいませんっ！」
	「ちっ、テメーみてーな小娘がプレイするからオレが弱くなるんだ」
	「あの、元々も弱いみたい――――」
	「今、なんか言ったか？」
	「な、なんでもありませんっ！」
	「……ったく、攻略法を教えてやるからよーく聞けよ」
★point2：サユリ戦の結果は４パターン★
	「オレを追って来るサユリって蟲使いだが、二度目の戦いの戦闘結果は 　 ４パターンある」
１、煉悟が勝利して、サユリを捕縛する 　　　　　　　　　　２、煉悟が勝利するが、サユリは捕縛できない 　　　　　　　　　　３、煉悟が敗北するが、ユーリアに助けられる 　　　　　　　　　　４、煉悟が敗北して殺される
	「重要なのは、西の野郎の助けを得てるかどうかだ。 　 助けを得てないとあの女を捕縛することができねーから注意しろよ」
	「【助力と見返り】を通過してる必要があるんですね」
	「ああ。だが、それだけじゃあの女を捕まえることはできねぇ。 　 捕まえるためには、事前に奴の蟲を減らしておくのも重要なポイントだ」
	「減らせるんですか？」
	「【蟲の仕掛け�T】【蟲の仕掛け�U】【蟲の仕掛け�V】ってのがあるだろ。 　 そのうちの一つに、オレとあの女の勝敗を分ける、決定的なイベントが 　 発生してるはずだ」
	「……ああ、そういう事なんですね」
	「クヒッ、このゲームには、こういうヒントが幾つも用意されてる。 　 一つも見逃すんじゃねぇぞ」
★point3：サユリの末路はどちらを選ぶ？★
	「さて、オレを捕まえようとした馬鹿な蟲使いの女を捕まえたわけだが 　――――」
	「あ、今、捕まえずに進めようと思ってたんですけど」
	「さっさとやり直せっ！」
	「は、はいっ！」
	「……自由にプレイできない」
	「自由にプレイしたいのか、テメーは……」
	「え〜と……はい、捕まえました」
	「よし」
	「それで、その女をどうするかだが……まあ、普通はやる事やっていく 　 だろうな」
	「【サユリの末路�T】【サユリの末路�U】【サユリの末路�V】 　 【サユリの末路�W】、ですね？」
	「おっと、そこでちょっとストップだ。 　 確かにそうやって、あの女をやっていく手はある」
	「だが、あの女には、もう一つの末路ってもんが用意されてんだよ」
	「もう一つ、ですか？」
	「ヒントは【思案】にある。 　 オレがある男の顔を思い出すだろ？」
	「はい、西先生のことですね」
	「オイッ！！　オレがせっかくユーザーどもの楽しみを奪わねーよう 　 名前を伏せたってのに何バラしてやがるっ！！」
	「す、すいませんっ！」
	「でも、他に男キャラの人いないのに……」
	「ともかく、【サユリの末路�V】まで行ったら注意するこった。 　 【サユリの末路�W】で役に立たねぇ情報を聞くと、西の野郎に引き渡せ 　 なくなっちまうからな」
	「サユリさんを西先生に渡すためには、【サユリの末路�W】を通過しては 　 いけないんですね」
	「ま、そーゆーことだ」
★point4：もう一人の蟲使い★
	「サユリって女との戦いが済むと、次の蟲使いがやって来るって 　 展開になる」
	「はい、そこまで行ったんですけど、負けてしまいました」
	「だからオレを殺すなっつってんだろーがっ！！」
	「ごめんなさいごめんなさいっ！！」
	「……ったく、どこまでもゲームの下手な奴だな」
	「いいか？　よく聞けよ。 　 次の蟲使いとの戦闘結果についてだが、ここも４パターンある」
	「多いですね」
	「つっても、重要なポイントは２つしかないんだがな」
１、西から怪蟲をもらっている 　　　　　　　　　　　２、西の方法でサユリから情報を得ている
	「どっちも西先生が絡んでるんですね」
	「あれで出しゃばりな奴だからな」
	「……というよりも、煉悟先生が何の役にも立ってな――――」
	「蟲か？　蟲の触手でケツから口まで貫通されるのが好みか？」
	「めめめめめめ滅相もありませんっ！」
	「余計なこと言わずに黙って聞いてりゃいーんだよ」
	「はい……」
	「それで、まずは１番の怪蟲についてだが、これは比較的簡単だ。 　 西の仕事を手伝ってれば、いずれ奴のほうから話を振ってくる」
	「【護衛任務】を通過してる必要があるんですね」
	「ああ。……だが、一つだけ注意も必要だ。 　 何しろ今まで通ってきたルートによっちゃ、怪蟲に――――」
	「あ、殺されちゃった」
	「テメーはなぁぁぁぁぁ……………………………ッ！！！！」
	「だ、だって、いきなり怪蟲のほうから襲って来るんですよ！？」
	「チッ、怪蟲にゃ絶対手を出すな。 　 どうせ手持ちの蟲で敵う相手じゃねーんだ」
	「下手に攻撃すると、殺られるだけだぜ」
	「はい、そうなっちゃいました」
	「これを回避するためには、攻撃しちまった理由を取り除くしかない」
	「攻撃した理由って言えば……西先生から強い蟲をサービス 　 されてたから？」
	「まあ、そういうこった。 　 奴からあんなもん貰っとかなきゃオレは死なずに済んだんだ」
	「でも、それで怒るのって逆恨み――――」
	「あぁン？」
	「も、貰わなかったらいいんですよねっ！」
	「そうだ。コンプリート目当てでなきゃ、【危険なサービス】は通過する 　 必要はねぇ。選べる状態になってても無視だ、無視」
	「分かりました」
	「んで、実のところ、これで幼蟲編がクリアできるのは確実になる。 　 怪蟲を持ってるかぎり敗北はないってのを頭に叩き込んどけ」
	「は、はいっ！」
	「そして、２番のサユリからの情報ってのについてだが……」
	「これは、さっき話した事と同じですか？」
	「そういうこった。 　 サユリって女を蟲で犯しながら、西がステーキ食ってるイベントが 　 出たらそれで必要な情報を得たことになる」

	「改めて見ると、すごいイベント絵ですね……」
	「ま、このゲームじゃこんなのが当たり前だな」
★point5：そして、蛹蟲の章へ……★
	「幼蟲編のラストは、ついにもう一人の蟲使いとの戦いになる。 　 今までの行動によって展開が変わるのはもう分かってるよな？」
	「はい、怪蟲を持ってますし、西先生の協力のもとサユリさんから 　 情報も得ました」
	「よし、行けっ！」
	「あ、勝ちましたっ！」
	「敵のことを知り、強力な蟲も持ってるんだ。 　 負けるわけがねーだろ」
	「あ、あれ！？　あれあれ！？」
	「んじゃ、これで授業は終了だな」
	「れ、煉悟先生……なんか、ゲームが終わっちゃったんですけど……」
	「おう、あとは自力でコンプリートしろよ」
	「それはあんまりだと思うんですけど……」
	「うるせぇっ！　オレが勝てりゃそれでいーんだよっ！！」
	「無茶苦茶です……」
	「たまには人に頼らず、自分で考えたらどーだ？ 　 ま、テメーの頭で考えられたらの話だがな」
	「考えたらって言われても、戦闘結果をパターン分けするなら……」
１、怪蟲を持っており、サユリからの情報も得ている 　　　　　　　２、怪蟲は持っているが、サユリからの情報は得ていない 　　　　　　　３、怪蟲は持っていないが、サユリからの情報は得ている 　　　　　　　４、怪蟲も持っていないし、サユリからの情報も得ていない
	「……くらいでしょうか」
	「ぐっ、全部正解してやがる」
	「あ、良かった」
	「仕方ねぇ、教えてやる。 　 蛹蟲の章へ進むためには、２番、もしくは３番で通過する必要がある」
	「４番は――――」
	「発生させたら、今度こそ蟲で犯すぞ」
	「させませんさせませんっ！」
	「ま、とにかくそーゆーわけだ。 　 分かったらさっさとゲームを進めろ」
	「分かりました」
★point6：その他のポイントについて★
	「先生、★マークが埋まらないスロットが幾つもあるんですけど」
	「ほっとけ」
	「そ、そんな酷い……」
	「あながち冗談じゃねーぞ。 　 この幼蟲編の進み方は、後の展開に大きく影響する場合がある」
	「まずは幼蟲編をコンプリート、なんて進め方よりも、 　 先に何らかのエンディングに到達してからプレイし直すほうを 　 オレは勧めるぜ」
	「あ、初めて良いこと言った気がする」
	「あぁン？」
	「なんでもないですよ〜♪　遥、何も言ってませんよ〜♪」
	「チッ……まあいい。ついでにもう一つ教えといてやる」
	「序盤のスロットについてだが、【餌場の森】が関わってることが結構多い。 　 主に西との会話での分岐になるが、そのへんが詰まったら、通過した、 　 あるいは通過してないパターンを試すといいと思うぜ」
	「なるほど」
	「だがな、幼蟲編でもっとも重要なのは、実は【取引】を通過したか 　 どうかだったりする」
	「そんなに重要なイベントなんですか？」
	「重要も重要だ、が……その理由は――――――――――」
	「煉悟っ！　ご飯食べに行くわよ。ついて来なさい」
	「は、はいっ！」
	「え、あの、先生？　その理由は、の続きは？」
	「うるせぇっ！　そんなもん次の授業で聞いとけっ！！」
	「煉悟っ！　何してるのよっ！　さっさと来ないと置いてくわよっ！！」
	「ああっ、待ってください！」

	「い、行っちゃった……」
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