攻略

えくすとらば学園

7時間目:夢美編・弐
つんでれゆめみ  「さあ、七時間目は夢美編・弐を詳しく解説していくわよ」
遥  「よろしくお願いします」
つんでれゆめみ  「むっ、何よ? あたしが先生だとなんか不満でもあるの?」
遥  「い、いえ、そういうわけじゃないんですけど……」
つんでれゆめみ  「ハッキリしないわね。そんな事だから淫乱って言われるのよ」
遥  「そ、それとこれとは関係ないと思います……」



★point1:他のマップと違うところ★
つんでれゆめみ  「……で、スロットの説明に入る前に、夢美編・弐の全体図について、
  ちょっと解説しておくわね」
遥  「全体図について?」
つんでれゆめみ  「ほら、よく見なさいよ。
  他のチャートマップとは、大きく違うところがあるでしょ」
遥  「あ、なんだかマップの固まりが二つあるような……」
つんでれゆめみ  「そう。夢美編・弐はマップの上下に一つずつ物語が
  用意されてる
と考えればいいわ」
遥  「上のスロット群と下のスロット群は繋がらないんですか?」
つんでれゆめみ  「繋がらないわよ。
  もともとこのマップ自体、夢美編・壱に入り切らなかったものを
  まとめたマップなんだし」
遥  「そ、そうなんですか」
つんでれゆめみ  「夢美編の物語が横に大きくなりすぎた結果ね。
  縦なら幾らでも伸ばせるんだけど、横はどうしても入り切らなかったから」
つんでれゆめみ  「おかげで、余分に用意してたつもりのマップの枠も使い切っちゃって、
  開発中は本当にギリギリだったわ」
遥  「そ、そういう裏事情は…………」
つんでれゆめみ  「ともかく、夢美編・弐はそういうマップなのを理解しておくこと。
  いいわね?」
遥  「はい。分かりました」



★point2:スロット群・上部の解説★
つんでれゆめみ  「それじゃあ、まずはマップの上部にある
  スロット群について解説していくわね」
遥  「どうすれば、このルートに入ることができるんでしょうか」
つんでれゆめみ  「実は、入るだけならそんなに難しいことじゃないわ。
  条件としては、夢美編・壱のスタート地点が【試練の始まりU】であること
  森を徘徊してる途中でアゲハを回収することの二つよ」
遥  「か、回収って……つまり、アゲハさんと一緒に行動する
  必要があるんですね」
つんでれゆめみ  「そういうこと」
夢美  「……で、その条件で進めていけば、いずれ【夢美編・弐】って
  スロットが選べるようになるはずよ」
遥  「そのままの名前ですね」
つんでれゆめみ  「まー、分かりやすくていいんじゃない?」
遥  「そうですね。早速やってみます」
つんでれゆめみ  「あ、でもちょっとストップ。
  ただエンディングを迎えるだけならともかく、
  コンプリートするつもりがあるなら次のことに注意よ」
 
        1、美弥香・唯と再会しているかどうか
        2、ユーリアの弱点を思い出したかどうか
        3、史郎の本性を知っているかどうか
        4、史郎の誘拐を見たかどうか
 
遥  「よ、四つもあるんですか?」
つんでれゆめみ  「マップが狭いわりには、複雑に条件が組んであるのよね」
遥  「1番については分かります。今まで何度も出てきましたから……」
つんでれゆめみ  「それならよろしい。忘れずに、
  蛹蟲編の【偶然の再会】を通過しておくのよ」
遥  「2番目はどういう意味なんですか?
  ユーリアさんの弱点なんて知らないはずですけど」
つんでれゆめみ  「このへんは、条件の掛け方がイジワルなんだけど、
  夢美編・壱でその情報を得ることができるようになってるわ」
遥  「えっ、どこですか?」
つんでれゆめみ  「夢美編・壱の【三叉の道U】を通過してごらんなさい。
  実は、過去にレンから……って展開になるから」
遥  「そんなところに隠してあるんですね」
遥  「3番目は……もしかして、史郎フラグですか?」
つんでれゆめみ  「その通り。西館編の【死を超えた少女】を見てないと
  選択できないスロット
が一つあるの」
遥  「なるほど」
つんでれゆめみ  「でも、厄介なのは次の4番目よ。
  たぶん、これが一番複雑になっちゃう条件だから」
遥  「複雑に、なっちゃう?」
つんでれゆめみ  「通ってきたルートによっては、これも何ら問題なく発生させられるからよ。
  ここはユーザー個人の運ね」
遥  「それで、4番目はどうすればいいんですか?」
つんでれゆめみ  「まずは大前提として、やっぱり史郎フラグを立てておくこと」
遥  「でも、それじゃ3番目と同じなんじゃ…………」
つんでれゆめみ  「慌てるんじゃないの。
  その条件を満たした上で、今度は夢美編・壱の
 
【史郎の誘拐】を見ておく必要があるの」
つんでれゆめみ  「史郎フラグが立ってないと、【史郎の誘拐】は選べないのが注意点よ」
遥  「【史郎の誘拐】……夢美編・壱のどこにあるんですか? 
  なかなか見つけられないんですけど……」
つんでれゆめみ  「ああ、もう一つ注意点。【史郎の誘拐】【試練の始まりT】
  からじゃないと選択できない
わよ」
遥  「ええっ!? 夢美編・弐に行く条件と逆じゃないですか!!?」
つんでれゆめみ  「だから厄介だって言ってるでしょ。
  最短コースをバラしちゃうと、こんな感じになるわ」
 
   1、西館編の【死を超えた少女】を見る
   2、夢美編・壱の【試練の始まりT】からスタートして、【史郎の誘拐】を見る
   3、夢美編・壱の【試練の始まりU】からスタートして、夢美編・弐へ行く
 
遥  「め、面倒臭い……」
つんでれゆめみ  「まあ、これはあくまで最短コース。
  実際は色々なルートを楽しんだあと、
  覗いてみたら行けるようになってた、ってほうが楽だと思うわ」
遥  「でも、プレイし直すのは結構時間が掛かっちゃいますよ?」
つんでれゆめみ  「あんたね、よく説明読みなさいよ。
  【死を超えた少女】を見る、ってなってるでしょ」
つんでれゆめみ  「見る、ってなってるものはゲーム中で一度でも見たら条件が
  満たされるから、その後すぐにバックスロットで戻ってもOKなのよ」
遥  「……ということは、つまり…………」
つんでれゆめみ  「たとえば、先に夢美編・弐に行った人がいて、その後に
  夢美編・壱の【史郎の誘拐】を見たら、すぐに夢美編・弐の
  【森の日々の終わり】に飛べばいいのよ」
遥  「あ、それなら楽ですね」



★point3:夢美編・弐はアダルトシーンの宝庫★
つんでれゆめみ  「実はここだけの話、夢美編・弐にはアレやコレの
  アダルトシーンがいっぱい詰まってるわよ」
遥  「そ、そうなんですか? 名前からは想像もできないですけど……」
つんでれゆめみ  「アゲハ、ユーリア、美弥香、唯……みんな酷い目にあっちゃうの」
遥  「あれ? 夢美先生は?」
つんでれゆめみ  「無しっ♪」
遥  「それ、なんだか間違ってる気がします……」
つんでれゆめみ  「まあ、殺されちゃうエンドとかはあるけどね、普通はみんな
  レンデレEND【広い青空の下で】にたどり着くんじゃないかしら?」
遥  「アダルトシーンを見るにはどうすればいいんでしょうか?」
つんでれゆめみ  「……あんた、見たいの?」
遥  「そ、そうじゃないですけど、ここは攻略ページなんだから
  やっぱりそういう方向に話を進めないとっ!」
つんでれゆめみ  「はいはい、仕方ないわね。エッチで淫乱な遥ちゃんのために、
  アダルトシーンの解説に入ってあげようじゃないの」
遥  「ゆ、夢美先生っ!」
つんでれゆめみ  「とゆーわけで、ほらっ、さっさとメモの準備っ!」
遥  「は、はいっ!(メモ用意)」
つんでれゆめみ  「……準備万端じゃない」
遥  「よろしくお願いしますっ!」
つんでれゆめみ  (だいぶ染まったわね、この娘……)
つんでれゆめみ  「えーと、簡単なのから解説していこうと思うんだけど……そうすると、
  まずはユーリアかしらね。
  これも、条件は夢美編・壱で立てられるわけだし」
遥  「夢美編・壱の【三叉の道U】を通過しておけばいいんですね」
つんでれゆめみ  「そうそう。その状態でユーリアを助けてあげればOKよ」
遥  「それじゃあ、【ユーリア達の援護】を選んで……あ、あれ? 
  ユーリアさんが負けちゃった」
つんでれゆめみ  「あんた、ちゃんと忠告しなかったでしょ?
  忠告してあげないと、ユーリアはレンとの戦いであぼーんよ」
遥  「あ、あぼーんって……」
遥  「まあ、とにかく【忠告】を通ってから、もう一度進んでみます」
つんでれゆめみ  「それを通ってると、たぶん…………」
遥  「あ、ユーリアさんが生きてます。良かった」
遥  「あれ? あ、あれあれっ!? こ、これってもしかして…………」
ゆーりあ びりびり
つんでれゆめみ  「うわ〜っ、あんたってざ・ん・こ・くぅ〜♪」
遥  「生きてるからこうなるって、あんまりなんじゃ…………」
つんでれゆめみ  「心からの親切が不幸に繋がるのは、このゲームじゃよくあることよ」
遥  「酷いです……」
遥  「次に簡単なのは誰なんですか?」
つんでれゆめみ  「まあ、無難にアゲハかしらね」
つんでれゆめみ  「条件は、西館編の【死を超えた少女】を見ておけばOK。
  あとはスロット分岐のところで、森から逃げるような方向
  進めばいいだけよ」
遥  「【出口へ向かって】、ですね」
つんでれゆめみ  「そういうこと」
つんでれゆめみ  「さっ、次の美弥香と唯のアダルトシーンの話、いくわよ」
遥  「二人一緒に解説ですか?」
つんでれゆめみ  「ちょっとした理由があってね」
つんでれゆめみ  「ともかく、【史郎の誘拐】を見たところまでゲームを進めてちょうだい」
遥  「あ、もうそこまで進めました」
つんでれゆめみ  「早いわね……」
遥  「それで、これからどうすればいいんでしょうか」
つんでれゆめみ  「まあ、大した説明は要らないと思うけど、
  通るべきルートは【レンの援護】のほうよ」
遥  「そこから先が、スロットが二つに分岐してるんですけど」
つんでれゆめみ  「【気付いた二人】【夢美VS唯】ね」
つんでれゆめみ  「一応説明しておくと、【気付いた二人】はお互いに
  相手のことを気付く展開。つまり――――」
遥  「蛹蟲編の【偶然の再会】を通過してないと選べないということですね」
つんでれゆめみ  「その通り。でも、どっちのルートを進んでも、
  一度は【森の日々の終わり】にたどり着くわ」
夢美  「問題なのはそれから先よ。
  さっきの面倒臭い条件が揃ってなかったら、
  【蟲使いになる時】しか選べなくなるの」
遥  「なるほど」
遥  「それじゃあ……まずは、夢美さんと唯さんがお互いを
  気付かなかったルート、【夢美VS唯】を進んでみます」
つんでれゆめみ  「いいわよ。そのルートで進んでいくと、神武のお嬢様は――――」
つかまったみやか
遥  「【美弥香凌辱T】というスロットが選べるようになりました……」
つんでれゆめみ  「まあ、助けに行く人がいなくなっちゃったんだから当然よね」
遥  「あ、分かりました! 【気付いた二人】を通れば二人は戦わなくて
  済むから、唯さんが助けに向かうんですねっ!」
つんでれゆめみ  「あら、ちゃんと気付けたじゃない」
遥  「正解なんですね。それじゃあ早速――――」
つかまったゆい
遥  「ああああああぁぁぁぁぁぁぁ……………………………………」
つんでれゆめみ  「まだこのゲームの開発者の意地の悪さが分かってないみたいね」
遥  「情けは人のためならずって言葉、大事だと思うんですよね……」
つんでれゆめみ  「現実なんてこんなものよ」
遥  「夢美先生が言うと重いです……」



★point4:スロット群・下部の解説★
つんでれゆめみ  「さてと、次はマップの下部にあるスロット群についての解説よ。
  ポイントは以下の三つ」
 
     1、夢美編・壱のスタート地点が【試練の始まりT】であること
     2、アゲハが同行していないこと
     3、子供を助けているかどうか
 
遥  「あ、今度は【試練の始まりT】からの
  スタート
じゃないといけないんですね」
つんでれゆめみ  「アゲハが同行しててもアウトよ。ルートに入れなくなっちゃうから」
遥  「蛹蟲編の【張り紙の場所U】を通過する必要があるということですね」
つんでれゆめみ  「ああ、違う違う。別にアゲハは登場させててもいいの。
  森で同行させなきゃそれでルートには入れるから」
つんでれゆめみ  「あたしとしては、どちらかって言えばそっちをお勧めするわ」
遥  「それってアゲハさんが…………」
つんでれゆめみ  「天罰覿面自業自得」
遥  「はぁ……」
遥  「え〜っと……あとは、子供を助けてるかどうか……
  夢美編・壱の【生存者】を通過してるかどうかが関係してるんですね」
つんでれゆめみ  「助けてても助けてなくても夢美編・弐には入れるけど、
  展開が変化するのよ」
つんでれゆめみ  「まあ、どっちにしても哀しいお話なんだけどね」
遥  「あれ? 条件ってこれだけですか?」
つんでれゆめみ  「これだけよ。下部は簡単でしょ」



★point5:ここにもあったオマケ要素★
つんでれゆめみ  「あっと、言い忘れるところだったけど、ここにもオマケ要素があるわよ」
遥  「GALLERYのトランプですか?」
つんでれゆめみ  「そそ。条件は【森に溶けてZ】を見ることよ」
遥  「あ、ちゃんと追加されてました」
つんでれゆめみ  「ミニゲームは全部で三つ。これで全て解説したことになるわね」
遥  「はい、ありがとうございました」
つんでれゆめみ  「それじゃあ、あたしの授業はこれでオシマイ。
  何か質問があれば受け付けるけど?」
遥  「質問、というわけじゃないんですけど…………」
つんでれゆめみ  「なによ? 何かあるの?」
優斗  「…………………………………………」
遥  「優斗先生がずっとこのままなんですけど、どうしたらいいでしょうか?」
つんでれゆめみ  「なによ、まだいたの?」
遥  「優斗先生が好きってユーザーさんもいるみたいですし、
  もう少し、こう、フォローとか……」
つんでれゆめみ  「必要無しっ! むしろフォローなら、散々酷い目にあった
  あたしのほうが必要でしょっ!!」
遥  「今の夢美先生は、全然別次元の人だと思うんですけど……」
つんでれゆめみ  「あーもー、うるさいわねっ!
  ゴチャゴチャ言ってないで授業はこれて終わりっ!
  そこのヘタレは放置放置っ!!」
遥  「は、はいっ! ありがとうございましたっ!!」
つんでれゆめみ  「さ〜てと……それじゃ、あたしは西先生のところにお菓子
  もらいに行って来るわ。じゃねっ!」
遥  「えっ!? あ、あの………………って行っちゃった」
優斗  「…………………………………………」
遥  「…………………………………………」
優斗  「…………………………………………」
遥  「…………………………………………」
優斗  「…………………………………………」
遥  「…………………………………………」
遥  「お、お疲れ様でしたっ!!(挨拶&逃走)」