攻略

えくすとらば学園

8時間目:成蟲編
史郎  「さあ、えくすとらば学園八時間目の授業の始まりだよ」
遥  「よろしくお願いします」
史郎  「この成蟲編は、夢美ちゃんの十五年の物語に決着をつける
  終幕の章なんだ」
史郎  「もう、目が飛び出るような展開に息を呑むこと間違いなしっ!」
遥  「先生、本当に目が飛び出てます……」
史郎  「でも、なかなかエンディングまでたどり着けないって人も
  いると思うんだよね」
遥  「そうですね。成蟲編にも、複雑な条件になってる
  部分があるみたいですし」
史郎  「そんな君に送る攻略授業っ! 
  首を長くして待ってた人、本当にお待たせっ!!」
遥  「先生、本当に首が伸びてます……」
史郎  「先週は人気投票が始まったから(06/11/17〜06/11/30)、
  その影響で授業の更新が一回延びちゃったよ」
遥  「現在開催中で、票がたくさん集まってるみたいですね」
史郎  「どういう結果になるのか楽しみだね」
遥  「はい、とっても」
史郎  「さて……それで、ボクが教える成蟲編についてなんだけど…………」
はるか登場!!!
遥  「やっと登場ですね」
史郎  「成蟲編……まあ、成蟲の章のことなんだけど、
  今まで表向きには殆ど情報を出してこなかった物語だね」
遥  「私達の説明も、『彼女達が物語にどう関わってくるのかは
  不明である』ですからね」
史郎  「うん。だから、ここでは成蟲の章がどういう物語なのかも紹介しながら、
  色々解説していこうと思うんだ」
遥  「はい、分かりました」



★point1:スタート地点が二つある★
史郎  「この成蟲編もスタート地点が二つあるんだけど、
  その理由はもう分かるよね?」
チャート
遥  「はい。夢美さんの右腕の状態ですね?」
史郎  「そういうこと。夢美ちゃんの右腕の状態によって、【PrologueT】
  【PrologueU】のどっちからスタートするかが決まるんだ」
遥  「でも、コンプリートするためには、他の条件が――――」
史郎  「いやいや、実はこの成蟲編は、スタート地点さえ二つとも出しておけば、
  このマップの中のイベントだけでコンプリートすることができる
んだよ」
遥  「えっ、今までのマップの条件は関わってないということですか?」
史郎  「うん、そうなんだ。だから、成蟲編のマップのどこかが埋まらなくても、
  わざわざ他のマップからやり直す必要はないってこと」
遥  「それはだいぶ楽ですね」
史郎  「まあ、エンディングを見るだけなら、あんまり深く考えなくていい
  部分なんだけどね」



★point2:懐かしき人々★
史郎  「この成蟲編は、懐かしいあの人やこの人に会うことができるよ」
遥  「懐かしいって言われても、ゲームをプレイしてる人達にとっては
  一瞬だと思うんですけど……」
史郎  「このゲーム、夢美編・壱から成蟲編に繋がるところ、
  もう少し演出がほしいと思わない?
  十年の時間経過の感覚が薄いんだよね」
遥  「そんな開発中の手の届かなかった部分を暴露しないでください」
史郎  「ま、それはともかく、物語を進めていくと、美弥香ちゃんや唯ちゃん、
  その他のみんなの十年後の生活ぶりが分かるようになってるんだ」

老けた二人

ハイハイ巨乳デスヨ

チベットの攻撃!

遥  「先生っ、一個だけ明らかに危険な映像が混ざってますっ!!」
史郎  「あれ? なんかヤバイかな?」
遥  「お願いですから、危ない橋を渡るのはやめてください。
  それから美弥香さんもアゲハさんも、ゲーム中でこんな
  セリフは言いません」
史郎  「ちぇっ、バラしちゃったら面白くないじゃないか」
遥  「ユーザーさんを混乱させるような事をするのは、今後一切禁止です」
史郎  「はいはい……ま、とにかく成蟲編では、
  こんな風に十年後の人々を見ることができる
んだ」
遥  「また、大きな物語が動き出しそうな雰囲気ですね」



★point3:目指すべきエンディングは……?★
史郎  「さて、エンディングについて説明していこうと思うんだけど、
  誰が犯されるエンディングがいい?」
遥  「誰も犯されないエンディングがいいです……」
史郎  「本当に? こういうエンディングって興味ない?」
はるかはドいんらん♪
遥  「きゃああああぁぁぁぁーーーーーーーーーーーー
  ーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」
史郎  「お〜っ、良い声だ」
遥  「こんなの大きな映像で流さないでくださーいっ!!」
史郎  「いやはや、もうご満悦って顔してるねぇ」
遥  「と、とにかくBADEND系の攻略は必要ありませんっ!
  みんなが幸せになれるエンディングだけを解説してくださいっ!!」
史郎  「そんなの授業にならないじゃないか」
遥  「いいんですっ! 世の中、幸せが一番なんですっ!!」
史郎  「わ、分かったよぉ。それじゃあポイントを説明するけど………………」
 
           1、美弥香・唯・ユーリアをシカトする
           2、アゲハをシカトする

 

               ギリギリギリギリ……………………ッ!!
               ※首を絞めてる

遥  「ま・じ・め・に・やってくださいッ!!!!」
史郎  「おうっ、ギブッ! ギブギブッ!! 首が絞まってるってばっ!!」
遥  「……というよりも伸びてるだけです」
史郎  「酷いことするなぁ」
遥  「先生がふざけてばっかりいるからです」
史郎  「あ、心外だな。さっきのは、実は本当のことなんだよ」
遥  「ええっ!? 美弥香さん達を無視するのがですか?」
史郎  「実は、成蟲編でキーパーソンになってるのは、
  他ならぬ遥ちゃんなんだ
遥  「わ、私が……?」
史郎  「幸せなエンディングを迎えるためには、
  できるだけ遥ちゃんに会うようなプレイをすること。
  これが条件の一つ
なんだ」
遥  「で、でも、それとさっきのとどう関係が…………」
史郎  「つまりこういうこと。
  成蟲編で美弥香ちゃん達に会うためには、
  コーヒーの宅配をしないといけないんだけど…………」
遥  「【コーヒー宅配】のスロットの次、【懐かしき友人達】ですね」
史郎  「その【懐かしき友人達】と対になってるスロットが…………」
遥  「【遥との再会】となってますね」
史郎  「つまり、美弥香ちゃん達にコーヒーを宅配すると、
  遥ちゃんと再会するチャンスが失われてしまう
ってわけさ」
遥  「そ、そんな…………」
史郎  「幸せなエンディングを目指すのなら、
  遥ちゃんのほうを優先させること。いいね?」
遥  「わ、分かりました。
  私が登場するスロットを優先させていけばいいんですね?」
史郎  「そうそう。それが攻略の一番の近道だよ」
遥  「それじゃあ、アゲハさんを無視するのも同じ理由からなんですか?」
史郎  「あ〜、そこは遥ちゃんじゃないんだけど、
  路地裏である人に会っておくのが、もう一つの条件なんだ」
遥  「ある人?」
史郎  「あえて名前は伏せるけど、その人から情報を得てないと、
  幸せなエンディングにはたどり着くことができないから注意が必要だよ」
遥  「具体的には、どのスロットになるんでしょうか?」
史郎  「【休日の計画】の次だね。【買出し】【親友I】ってスロットがあるでしょ?」
遥  「はい。……【親友I】は、たぶんアゲハさんのことだから…………」
史郎  「うん、【買出し】を選ぶのが正解のルートだよ」



★point4:細かい分岐点について★
史郎  「そうそう。ここでコンプリートが目的の人のために、
  ちょっとだけアドバイスがあるんだ」
遥  「アドバイス、ですか?」
史郎  「さっき、遥ちゃんを優先させておくことって言ったけど、
  コンプリートが目的なら、あまりその部分にとらわれないこと」
史郎  「何しろスロットによっては、【PrologueT】【PrologueU】のどっちから
  スタートしたかって条件に、遥ちゃんに会ったかどうかの条件が含まれて
  るイベントもある
からね」
遥  「えーと……?」
史郎  「まあ、もっと詳しく説明すると、
  たとえば★が三つの【朝の騒動】なんかは――――」
 
 1、【奇妙な繋がり】を通過していること
 2、【PrologueT】からスタートした状態で、【奇妙な繋がり】を通過していないこと
 3、【PrologueU】からスタートした状態で、【奇妙な繋がり】を通過していないこと

 

史郎  「――って感じになるわけだ」
遥  「ちょっとややこしいですね」
史郎  「この辺りは、人物の会話をよく聞くことで、
  ある程度予測はできるかもしれないよ」



★point5:ゲームクリアをクリアしたら……。★
遥  「せ、先生、いよいよ最後のスロット【その十五年に決着を】に来ました」
史郎  「ちゃんと条件を満たしてれば、エンディングが迎えられるはずだよ」
遥  「え〜と……あっ、ちゃんと迎えられたみたいです」
史郎  「良かったね。おめでとう」
遥  「でも、これで物語が終わりだと思うと、少しだけ寂しい気がしますね」
史郎  「あ〜、いやいや。その考えはちょっと甘いんだな」
遥  「甘い? どういう事なんですか?」
史郎  「確かに一つの結末は見た。
  でも、エンディングを見ることで選択できるようになるスロットもあるんだ」
史郎  「アダルトシーンが関係してるものもあるから、
  コンプリート目的じゃなくても、エンディングを
  迎えたあとにもう一度成蟲編をプレイしてみるといいよ」
遥  「はい。分かりま……って、アダルトシーンってことは
  酷いシーンなんですよね? きっと……」
史郎  「例を挙げるとこんな感じだね」
例
遥  「挙げなくていいですから……」
史郎  「う〜ん、彼もなかなかやるなぁ」
遥  「首も伸ばさなくていいですから……」
史郎  「まあ、それはそれとして、もう重要なポイントとしては、
  夢美ちゃんの十五年の結末は【その十五年に決着を】
  パターンだけじゃない
ってことなんだ」
遥  「えっ、もしかして別のパターンが?」
史郎  「そう。そして、これがその条件だよ」
 
          1、エンディング【その十五年に決着をU】を見る
          2、成蟲編の【PrologueU】からスタートして、
            【回り始めた歯車】を通過する

 

史郎  「【回り始めた歯車】【懐かしき友人達】から行けるんだけど、
  エンディング
【その十五年に決着をU】を見てないと選択できないんだ」
遥  「夢美さんの、もう一つの可能性というわけですね」
史郎  「どっちが幸せなエンディングなのかは、
  プレイしてる人によって違うかもしれないね」
史郎  「――っと、もう時間みたいだね。八時間目はこのくらいにしておこうか」
遥  「はい、ありがとうございました」
遥  「えっと……次はその他の授業ということになっているんですけど、
  具体的に何を教えてもらえるんですか?」
史郎  「次? 次はねぇ、ボクがよく使ってる丸秘テクニックってところかな」
遥  「丸秘、テクニック……?」
史郎  「うひひっ、まあ楽しみにしててよ」
遥  「あ、怪しい笑い……」